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中厚板の組立・溶接加工に特化!±0.5mmの寸法精度を実現する”カンピン”溶接技術
溶接・組立技術とは?
溶接板金加工.comでは部品点数 数十点にも及ぶ板金加工を得意としています。
一般的に板金加工というと、いわゆるsheetmetalへの加工を想像されるかと思います。
しかし、製造業でいう板金加工という概念は非常に広く、板材をベースに加工を行う
部品すべての指す場合が多く、板材といっても16mm厚程度の分厚い板材を使用して
加工を行う際にも使用されます。そのため、
「 筐体の加工がしたい!!」
と言うニーズに対しても、
■ 薄板板金と呼ばれる~3.2mmまでのサプライヤーに協力を依頼するか
■ とにかく頑丈なものがいいので、4.8mm厚などの厚板を得意とするサプライヤーにお願いをするか
といった違いがあります。
このような点を踏まえて、加工図面を製図し、加工依頼をするサプライヤーを探すことが
板金加工におけるポイントと言えます。※ちなみに溶接板金加工.comが得意とするのは、
1.6mmの薄板板金はもちろん、3.2~以上の強度が必要な中厚板の板金加工となります。
上記もその板金加工品のひとつで、鉄系の板材を使用して加工を行っており、
溶接による組立を伴った製品で、建設機械の内部部品として使用され、
油圧計器を収納するための板金部品となります。
一見、どこの企業でもできるような板金加工にも見えますが、
切断・曲げ・溶接・組立までを一貫対応することが可能な企業は稀であり、
当社でも関西圏・関東圏などから製作依頼が多数来ております。
つまり、板金加工といってもどこの企業でも同等の品質が出せると言うものではなく、企業によって品質・加工レベルはマチマチであり、そこを把握した上での提案が重要と言えます。
設計者・調達担当者の皆様には、板金加工という括りでこのような過去に困っているという品物があっても、「近隣だからここ!」という発想ではなく、
■このサプライヤーがどの領域を得意としているのか?
■この企業であれば、どの加工だと高品質の溶接・組立が可能であるのか?
という視点を持ってサプライヤー選定に当たっていただきたいと考えています。
そこで、今回は溶接板金加工.comがいちサプライヤーの立場から加工に関する基本的な情報・
当社の得意とする板金加工技術、溶接・組立技術について、紹介をしていきます。
溶接・組立技術を活かした制御BOX・配電盤の受託製造
最近、当社に問い合わせを頂いている中で、ひとつのテーマをして挙げられるのが、この制御BOX・配電盤関連の案件です。
現在、5Gなどの通信技術の発達に伴い、電波の中継場所や新たな情報発信設備などの建設が進み、これら制御BOXのニーズが高まりを見せています。当社の場合には、これまでの建機関連・工作機械関連で実績のある鉄の中厚板を用いた溶接・組立技術が重宝されているようです。
下記にマトリックスを記載しています。
上記は、大まかな概略となります。当社の加工領域としては、板厚1.6mm~最大で40mm超までの製作が可能となっています。
多くの企業の場合、得意な板厚と言うものを持っており、
■ 薄物の加工と得意としており、レーザーによる溶接などの精度対応が可能である。
■ 厚板の加工が得意で精度面では、ある程度ラフな加工となるが、強度の高い加工ができる。
などといった特徴があります。
そのため、依頼を行ううえでは、企業がどこを得意とし、加工を行っているのかを性格に把握していくことがポイントです。
その中で、溶接板金加工.comが得意としているのが、上記のグラフにある板厚がそこそこあり、強度が求められる領域の製品です。
さらに、精度という面でも当社の製品は求められており、
最近、
■ 省スペース化
■ 小型化
などの流れから、上記の領域の製品の内臓部品が板金加工の割には、精度の高い領域を要求しているパターンが散見されるようになりました。
その結果、現在のような問い合わせに結びついているといえます。この技術が冒頭に記載のあった、「完品溶接」技術です。
詳しくは、技術情報の「完品溶接」のコラムを見ていただければと思いますが、提案力と加工に対するノウハウが蓄積された当社だからこその提案と言えます。
詳しい情報や既存部品で加工方法を検討中の図面がありましたら、溶接板金加工.comにお問い合わせください!