製品情報

こちらの製品は、物流搬送装置の車輪用ブラケットの事例でございます。

当社にご依頼いただいた背景としましては、当初は他の製作会社様にご依頼いただいておりましたが、コストダウンのためにぎりぎりの設計で製作を行っていたため不良が発生して当社にお声がかかりました。塗装までの案件でありましたが、2週間という短納期対応にて製作した事例となります。

こちらの物流搬送装置の車輪用ブラケットを加工するうえでのポイントについて解説をしていきます。

ポイント1つ目は、溶接後に機械加工を施して精度確保をしている点です。一般的には、精度が必要な製品の場合は機械加工を行ったうえでそこを基準として加工を行いますが、本事例の場合は、加工面の基準が黒皮の上からになるため難易度が高くなっております。そのため、お客様と製作前に詳細に関する打ち合わを実施させていただき、要求精度を実現することが重要となります。

ポイント2つ目は、お客様から頂いた図面から必要な精度を読み取って製作を行った点です。可能限り機械加工を行っていますが、コストと納期の面と相談をしながら最適な加工条件を模索して製作をしております。必要であればお客様にヒアリングを実施させていただきます。