製品情報

食品製造工場の重量タンクの積載を行うための自動搬送倉庫向けフレーム部品です。

当社では、図面支給をいただき、製造を行いました。

本製品は新規品の為、先方支給の図面通りに加工を行いました。ロットは2個。

本製品は角パイプとアングル鋼で構成される製品で、ベースとなるチャンネル鋼と側面で立ち上がっている角パイプの溶接部に相当の加重がかかるため、溶接の強度（溶け込み量）が必要となります。

その為、全周溶接を行い、一番荷重がかかると想定される箇所には3層盛りの溶接を施しています。さらに接合部には強度を増す為、アングルを取り付け、溶接も行っています。また、角パイプの立ち上がり部はチャンネル鋼に対して90°を維持していること・角パイプ同士が並行であることが要求されています。

寸法精度としては、±1mm程度の要求公差があるため、先ほどの角度なども満足させながら精度をクリアしています。

グライダー仕上を行うことで溶接歪みを抑えた製品提供を行います。