製品情報

こちらは、溶接板金加工.comが加工を行ったアルミ加工品で、市販のパンチングメタルとアルミの薄板を溶接した吸音材の押さえカバーとなる製品です。

▼アルミの溶接板金加工とは？種類や加工事例についてご紹介！▼

加工におけるポイントとしては、パンチングメタルの曲げを行っている点（写真の側面部の中でも直線となっている箇所）で、通常、慣れていない加工屋さんが行うと、パンチングメタルに穴があるため、曲げ高さにバラつきが出てしまいます。

一方当社では、パンチングメタルへの曲げ加工の実績を多数ございますので、パンチングメタルの穴による曲げ高さのズレ・振れを考慮して展開している為、曲げ加工の高さのズレがなく、加工が可能となっています。

また、Rの角部は薄板を溶接して、側面を作っていますが、パンチングメタルへの溶接となるため、溶接代がなく、溶け込んでしまう場合もあるため、溶接時における工夫が必要となります。

Tig溶接時の電流・電圧値を適切にコントロールすることで、この難しい加工を品質高く、実現しています。本製品はロットが少ない製品であるため、複雑な加工となっていますが、ロット数が多い場合には絞り加工で出来てしまうものです。当社ではロットの少ない製品を得意としており、本事例のような特殊な加工を伴う製品を数多く手がけています。試作品はもちろん、ロット数の少ないアルミの製缶板金加工品については当社にお任せください。