加工技術VAVE提案事例

厚さt=4.5mm以上の厚板曲げ加工品は、専用のサプライヤーに発注する。

 左の中厚板の曲げ加工品は、当社の技術力が集約した加工形状となっています。何がポイントかというと、板厚が一定以上あり、曲げ加工同士の間隔が短い点です。このような板金加工品は、一般的な板金加工業社に依頼すると「加工不可」もしくは「専用の金型が必要でコストがかかり、納期も一定期間かかる」と言われてしまいます。

 一方で当社の場合には、このような曲げ位置同士の距離が短い板金加工品に対しても、加工ノウハウと技術を保有していることから、コストメリットも出しつつ、高品質の加工が可能となっています。中厚板の曲げ加工品に対しては、無駄な金型製作等の提案もなく、お客様の希望納期に限りなく、近い形での納品が可能です。

材料 板厚 寸法精度
25mmまで ±0.1mm
ステンレス 40mmまで ±0.1mm
アルミ 25mmまで ±0.1mm
POINT
板厚と曲げ加工の関係を理解することは調達担当者の方にとっては無駄なコストを省く上でポイントと言えます。一般的に、厚さ4.5mmを超える中厚板の曲げ加工は専用の金型が必要となる等、コストアップ要因が発生するので、安く、高品質の加工は難しいと言えます。その為、加工技術とノウハウを持つ専門サプライヤーの発掘がポイントとなります。