- TOP
- VAVE提案事例一覧ページ
- ブランク加工におけるVAVE
- ブランク加工におけるコストダウン・品質向上のポイント
ブランク加工におけるコストダウン・品質向上のポイント
加工機の特性を活かすことで、24時間稼働による生産性向上
トルンプ社ではディスクレーザー切断機は、薄板精密板金加工を専門に量産加工が可能である点にメリットがあると思われていました。メーカー推奨の使用板厚としては、最大で3.2mmとなっており、このサイズであれば十分な精度を持った加工が可能であるとされていました。
ディスクレーザー機などの機械設備はその加工スペックを充分に理解することで、高い効果を発揮します。 当社では、レーザー切断機を導入してから28年以上の経験により中~厚板の切断加工も十分に対応可能との判断をし、今ではメーカースペックの変更や使用方法のスタンダード化がされるくらいに評価をいただいています。現在、当社では鉄やアルミで25 mmまでの厚板材の加工を行っており、ステンレスでは40mmまでの加工にも対応しています。
材料 | 板厚 | 寸法精度 |
---|---|---|
鉄 | 25mmまで | ±0.1mm |
ステンレス | 40mmまで | ±0.1mm |
アルミ | 25mmまで | ±0.1mm |
- POINT
- 板金加工品を加工する上で最も基本となる板材の切断加工は、近年各メーカーのレーザー複合機による自動化が非常に進んでいます。しかし、板厚は3.2㎜まで等、薄板板金に向いているとされ、板厚のある材料の加工は難しいとされていました。しかし、トルンプ社製のディスクレーザー機の場合、その条件を調整することで最大で40㎜までの加工が可能であり、厚板の溶接構造品の加工においては非常に向いている加工機であると言えます。