Q&A・技術情報

ブランク加工について

レーザー切断加工機の特徴

ブランク加工は、板金加工を行う上で最初に行われる加工工程です。

設計時のデータをCAD図に展開し、加工データ(NCデータ)を作成することで加工を行います。

以前までは、製品の外形形状や穴形状に合わせて金型を製作し、プレス加工を行うという方法が一般的となっていました。

 

近年では、レーザー切断機やタレットパンチプレス加工機などを利用した加工が主流となっています。

また、これら加工機においても、生産量・材質・製品の形状等を考慮した最適な加工機の選定することで

品質向上・加工時間の短縮が実現できます。以下にそれぞれの特性を記載します。

ここからは当社で保有するレーザー切断機についてご説明いたします。

◆ レーザー切断機とは?

板材の切断加工をレーザーを用いて行う加工機であり、

その特性として自由な形状をスピーディに行えるという

特徴があります。また、集光性に優れていてビーム品質が

非常に高いため、レーザーカットによる切断面が

非常にきれいな加工が可能となっています。

当社でも発振器の最大出力が3kWと8kWのディスクレーザー

加工機を一台ずつ保有しています。

こちらの機械であれば、下記の材料、板厚の切断加工が可能です。

また、定尺の最大サイズである5‘x10’の板材の加工ができます。