Q&A・技術情報

溶接工程について

溶接構造品の加工

溶接板金加工.comで提供しているブラケットやカバー部品等は、所謂溶接構造品と呼ばれる加工品に該当します。

溶接構造品というと異パン的なところで言うと、板材を切断・曲げ・溶接を行い製作されるBOXなどがあり、

皆さんの日常で身近な所で言うと、制御盤のBOX等があります。

実際にBOXを見ていただくとわかりますが、構造自体は簡易的なものが多く、

部品点数としては、数個程度であるのが一般的です。

一方で当社が提供している溶接構造品は、部品点数が十個から数十個まであり、ただくみ上げるだけでなく、

近くにある部品同士の接触を考慮したり、溶接による歪みが出ないように調整したりと

考慮すべき点が多々あります。その為、一般的な製缶板金加工のサプライヤーがすぐに対応できる領域ではないと言えます。

少しわかりやすいように、図としてみると下記のイメージとなります。

当社が該当するのが、Aの領域です。

溶接構造品というと、加工工程ごとに分かれた技能者が量産ライン上で作り続けるイメージをもたれると思いますが、

こちらの図が指すように、当社は高い加工技術を有し、対応できるサプライヤーが非常に稀有な領域を得意としており、

お客様にもご理解いただければ、コストに見合う製品の提供が可能となると考えております。

お手持ちの図面の中で、他社では難しい案件・歩留まりの悪い案件がございましたら、ご相談をいただければと思います。