製品情報

部品点数は6点で構成されています。

特に加工が難しい点として以下の2点が挙げられます。

①支柱となる部分は、2部品を重ね合わせ、中に空洞を作る構造

②照明の枠となる部分は絞り加工品と深曲げ品を溶接した構造

となっています。

①については、2部品を重ね合わせた際にすき間ができない様に曲げて、溶接することが難しいと言えます。

②この深曲げ加工が難しく、意匠性を考慮し、大きなRの確保をしつつ、高さ：幅＝1.5：1程度の深さとなり、寸法通りに曲げることが難しいと言えます。

また、絞り加工品と最後に組合せ、溶接する為、その際に”すき間もなく”加工ができるようにしている点も難易度が高い点であると言えます。

試作品のような一個単位であれば、時間をかければ加工ができないわけではありませんが、ロット１０個（左右あり）程度となる為、バラツキなく製品を提供するには溶接と曲げどちらのノウハウも必要となる製品と言えます。